Vol. 42 ~大学共通テストに記述式は必要ですか?~

コラム

【参考サイト】https://bunshun.jp/articles/-/16534

 

 池上さん、「真の実力を測る」のが「記述式」、なんていうウソをいうのはやめて下さい。センター試験(共通テスト)はその子の実力を測るモノではありません。あくまでも、「モノサシ」。それを実力だと思いたい大学はセンター試験(共通テスト)を採用すればいい。そうでないと思えば採用しない。

 

 子供たちは多様なのです。「記述式」をテストに使おうとしたのは、高校の授業において「個性を見出だす」必要性や「考える過程」を重視する必要があったからです。テストのためではないのです。

 

 勝手に記述式をテストにしたから、「その子の実力だ」なんていうこと自体ナンセンスなのです。だから、今まで通り、暗記一発のテストでもいい、記述式にしてもいい、ただ大切なのは、それがその子の「実力」だとレッテルを貼ってはいけないということ。

 

 手間が掛かり、お金が掛かり、バタバタするくらいなら、何も変えなくて良いのです。いや、いっそのこと、やめてしまえばいい。この子をうちの大学に入れたいと思う大学側が、面倒くさがらず、独自の入学・入試方法を工夫すれば良いだけなのです。

 

 「記述式」という言葉が混乱を招き、真の目的を見失って、テストのためのモノとして一人歩きし始めていることに警鐘を鳴らしたいと心から思っています。

 

 来年30年目…予備校講師って、子供たちに何を与えられているのだろうと考える日々です。

 

 

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